築130年の町屋で紡ぐ福知山を代表する食文化 柳町

城下町の雰囲気が残る下柳町という地域に、鴨すきで有名な鳥名子の2店舗目『柳町』がある。

明治時代に建てられた築130年以上の町屋を改装しており、外観・内観共にどこを切り取っても風情ある雰囲気を楽しむことができる。

店内にはカフェとバーも併設されており、食事後の2軒目として訪れる人もいる。

おすすめは、京地どりの親子丼。京地どりは現在、南丹市美山町と福知山市夜久野町でしか養鶏されていない希少な品種。柳町では福知山産京地どりを使用し、皮目を炭火で焼くことで香ばしさをプラスしている。

つゆもこだわりがあり、京風として一般的に使用される出汁は一切入れず、酒・醤油・みりん・鰹節などで濃く甘辛い仕上がりに。黄身が濃厚な福知山産の卵との相性は抜群である。

もちろん、柳町でも鳥名子名物の鴨すきも注文でき、本店とは違う九条ネギを使用した鴨すきを味わうことができる。

「伝統ある建物の雰囲気を感じながら、こだわりが詰まった食事を楽しんでしてほしい」と店長の大槻直哉さんは話す。

市内だけでなく、市外からも多くのお客様が訪れる柳町は、古く価値のある建物を活用し、下柳町だけでなく福知山全体を活気づけている。

ぜひ一度こだわりの親子丼を味わってほしい。

柳町
京都府福知山市下柳町21番地
TEL:050-5456-5219
◼︎レストラン
昼 11:30-14:30 (L.O.14:00)
夜 18:00-23:00 (L.O.22:00) 
※日祝は 22:00まで (L.O.21:00)
◼︎カフェ&バー(日曜定休)
11:00-16:00
土曜 20:00-25:00
Instagram:@yanagimachi2015

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