鉄道の歴史に触れる 福知山の新名所 福知山鉄道館 フクレル

福知山が「鉄道のまち」として発展してきた歴史を展示や体験型コンテンツで体感できる施設が、昨年8月に福知山城のふもとにオープンした。

1899年、阪鶴鉄道(現・福知山線)が大阪ー福知山駅間を結ぶようになったことから、福知山は京阪神と北近畿を結ぶ要所となった。

1950年には鉄道管理局が設置され、福知山の発展にとって鉄道は切り離せない存在となっていった。

そのような歴史を伝える施設として1998年に福知山鉄道館ポッポランド1号館が開館し多くの人に愛されたが、建物の老朽化により2018年に閉館。

その後再開を求める声や寄付があり、名前を変えて再建されたのが、福知山鉄道館フクレル。

館内は歴史展示エリアと交流体験エリアに分かれており、歴史展示エリアの目玉は、館内に入って一番に目につく蒸気機関車C5793の大きな動輪。

大きなジオラマ模型では福知山駅の高架前・高架後の変遷を学ぶことができる。

交流体験エリアでは、電車の塗り絵や、触れることで線路を繋いでいくといった、デジタルを取り入れた3つの体験型ゲームがある。

複数人同時に体験できるため、子どもたちは友達や家族と協力しながら楽しんでいるそう。

他にも電車の運転士になりきって福知山周辺を運転できる、運転シミュレーターなどがある。

「鉄道のまち福知山」の歴史を見て触れて体験して、楽しみながら学んでほしい。

福知山鉄道館 フクレル
京都府福知山市字岡ノ32-20
TEL:0773-48-9226
営業時間:9:00〜17:00(最終入館16:30)
定休日:毎週火曜日(祝日の場合は翌日)
Instagram:@fukuchiyama_railway_museum

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