足立音衛門本店駐車場の裏手の庭を上がった先の洋館にある、おとえもんお城カフェ。
オープンするきっかけとなったのは、廃校となった小学校をリノベーションしてできた里山ファクトリー。
そこに工房や事務所を移設できたことで「カフェを作ってほしいというお客様の声に応えることができた」とスタッフの田原康暁さんは語る。
洋館は大正初期に建築され、京都府指定文化財に指定されるほど歴史ある建物だ。和洋折衷の部屋がいくつかあり、好きな部屋を選ぶことができる。
足立音右衛門といえば栗のお菓子。栗は丹波産を中心とした国内の栗だけでなく、イタリアやトルコなど海外の栗も使用しており、店主が産地に直接足を運んで交渉するなど、美味しい栗を調達することにこだわっています。
人気のお菓子は栗のシュークリーム。お店では「集栗夢」という名前が付けられている。中には栗ペーストが入ったクリームだけでなく、丸々1個栗が入っており、栗を存分に楽しめる。
また、ドリンクを飲む時には、8種類から自分で好きな物を選ぶことができる。カップは店主がお気に入りの作家の方に依頼して作られた一点ものばかり。
他にも洋館の向かいのビリヤード場には、グランドピアノが2台設置された部屋があり、ストリートピアノとして、スタッフに声をかければ誰でも弾くことができる。
カフェだけでなく音楽も楽しむことができる場所となっている。
「福知山に残る貴重な建物を活かし、維持し、福知山の観光に繋がっていけば」と想いを語る田原さん。ぜひ歴史ある建物の中で、足立音右衛門の栗のお菓子を味わってほしい。
おとえもんお城カフェ
福知山市内記44-18
TEL:0120-535-411
営業時間:10:00~16:00
15:30 オーダーストップ