今回は初めての企画として、FukuchiyamaMagazineの制作に関わるメンバーで対談を行った。
集まったのはプロデューサーの吉田佐和子、フォトグラファーの松本健汰、モデルの谷口萌衣子、イラストレーターの足立英(あだす)、デザイナーの岡本佳菜子の5名。
お互いに存在は知っていたものの、全員で顔を合わせて話すのは初めて。
まず自己紹介から始まり、FukuchiyamaMagazineについての想いを語った。
FukuchiyamaMagazineに関わって起こった嬉しい出来事は?
松本:群馬の実家に帰ったら冊子が置いてあったんですけど、実家の美容院のお客さんが持ってきていたものでした。それは嬉しかったです。
谷口:東京の地域に関わる会社で働いているので、「別の地域のバージョンも作って」と社長に言われました。あとは自己紹介代わりに見せることもありますね。
足立: 実体験で言うと、イラストエッセイを見て、丹後二俣紙を市外から買いに来てくださった人がいたと聞いた時は、心から書いて良かったと思いました。
岡本:これまでウェブデザインが中心だったので、実物があることで友達や家族に紹介しやすくなりました。
吉田:そういえば、このあいだKBS京都の番組でFukuchiyama Magazineが紹介された時に、娘さんと番組を見られたんですよね。
岡本:そうなんです。ママすごい!って言ってくれて嬉しかったです。
吉田: 私は、デザインにこだわって広告枠やクーポンなどに頼らないこの方向でやってきて良かったと思ってるかな。毎回プレッシャーはあるんやけど。
岡本:大変ですよね。
吉田:私も含め、編集メンバーは常に福知山に住んでいない人も多いけど、住んでいなくても関われる場所があれば、こういう取り組みもできるんだなと分かった。色んな地域からサポーターになってくれる人がいるけど、編集メンバーも含め市内外の方が一緒になって誌面を作ってるのは、FukuchiyamaMagazineの特徴だと思う。
Fukuchiyama Magazineだからこそのこだわりは?
岡本:写真の雰囲気を生かしたデザインにしようと思っています。余白を大切にして読みやすいように考えています。
吉田:細部の調整は神経使いますよね。いつもありがとうございます。
足立:私は、自分が知っている福知山の良さを、どう書いたらわかりやすく伝わるか考えながら描いています。今回からはライターとして書く文章も増えるので、より頑張りたいと思っています。
谷口:私が何を着てどんな髪型にするのかが冊子の雰囲気に関わるので、いつも責任重大だなと感じています。福知山の冊子だけど都会に見劣りしない雰囲気を意識しています。
松本:まず萌衣子さんを可愛く撮ることを1番意識しています。表情は秒で変わっていくので、可愛い表情を逃さないよう全集中です。あとは、(撮りたい場所を指差して)ここを撮るならどんな角度が良いか、どんな構成になるかを考えています。
今後FukuchiyamaMagazineがどんな風になっていけばいいと思いますか?
足立:みんながマガジン片手に、福知山をいっぱい回ってもらえたら嬉しいです。
吉田:福知山駅にある観光協会でもすごいスピードでマガジンがなくなっていて、「ここに載ってる場所に行きたい」と言ってくれる人がいるみたい。
足立:その輪がどんどん広がれば嬉しいです。
岡本:福知山で知名度があるラサンカぐらい、どんどん広がったら嬉しいです。
谷口:私ももっと部数があったらと思います!都内でもいっぱい渡したいです。
吉田:置いてる場所を増やせたら良いね。
松本: たくさんのお店や人を紹介できるようになりたいです。そのために続けていくことが必要だと思うんですけど。
吉田:サポーターの一口2000円って決して安い金額ではないけど、それでもサポーターになってもらえることが本当にありがたいです!応援してくれる人のためにも、これからも頑張っていきたいです!
福知山に縁がある人が集まり、それぞれのこだわりを詰め込んで作られたFukuchiyama Magazine。
次に座談会を開催する時は、きっとさらに多くの人々が関わってくれている気がします。
これからも皆さんと一緒に誌面を作っていきたいと思います。