101歳を迎えた創作和紙人形作家・根本きくゑさんが手がけた和紙人形が並ぶ。
創作活動を長年見守ってきた家族が、その世界観の奥深さを後世に伝えたいと願い、開いた空間だ。

和紙人形の舞台は、きくゑさんが幼い頃には当たり前の光景だった、人力車や盆踊りの光景。
同じ人形でも、見る人によって感想が異なるという。
ギャラリーに訪れた人々が人形を通じて語り合うことで、かつての暮らしや家族への思い出が呼び起されていく。

千体を超える人形は、季節ごとに展示を替えながら新たな出会いを紡ぎ続けてきた。

商店街の一角で、人形たちは今日も誰かとの出会いを待っている。
ギャラリー菊紫
福知山市東中ノ32ノ1(広小路商店街)
営業時間:9:00〜17:00
Facebook:https://www.facebook.com/kikuewashiningyo/