ゴメス 愛子さんとエクアドル人の夫・ホルヘ・エンリケ・ゴメス・ベナルカサルさん(ホルヘさん)が夫婦で営むカフェ Copitos de nieve。
愛子さんが、JICA(国際協力機構)として派遣されたエクアドルのコーヒー農園でホルヘさんと出会い、結婚。

帰国後、2人の共通点だった“コーヒー”を仕事にしようと、自然な流れでカフェ開業を決意したそう。
不安よりも、「できることを形にする」という前向きな想いが背中を押した。
店舗は偶然のご縁から、愛子さんの実家のリフォームを手がけた建築士の紹介で理想の場所を手に入れ、2024年9月にオープン。

今では、ホルヘさんも日本での生活に慣れ、笑顔で接客に立っている。
最大のこだわりは、2 人が働いていたエクアドルの農園から仕入れるコーヒー豆。
豆の栽培から焙煎までの全工程を熟知するホルヘさんが、日本の気候や湿度に合わせた焙煎技術でコーヒーを提供してくれる。
エスプレッソベースのドリンクにも力を入れており、豆の鮮度管理に一切の妥協はない。

抽出時に立ち上がるクレマは、そんな姿勢の象徴だ。新鮮な豆に含まれる炭酸ガスが生む繊細な泡が、香りと味わいに奥行きを加える。
ホルヘさんの手によるチューリップやスワンのラテアートもぜひ楽しんでほしい。


「ようこそ」という気持ちを込めて、コーヒーはたっぷりと大きめのカップで提供される。これは、エクアドル流のおもてなしなのだそう。
「ここに来て、自分自身の時間を大切にしてもらえたら嬉しい。日常の一部になれるような存在でありたいです」と語る愛子さん。
Copitos de nieveは、異国の風を感じさせながら、やさしさあふれる一杯を届けてくれる場所だ。
Copitos de nieve
京都府福知山市内記5丁目65-6
営業時間:08:00〜17:00
定休日: 木曜日
Instragram:@cafeteria.copitosdenieve
AKIRA 建築工房によるGLASS SHOPも併設


カフェの隣には、GLASS SHOPが併設されており、レトロで可愛いガラスに出会うことができる。
ぜひお気に入りのグラスを見つけてみて。